突き指をしてしまった:マレットフィンガー

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指裂離骨折(ゆびれつりこっせつ):マレットフィンガー

■どのような障害か
maretto
指先の関節を曲げる衝撃が急激に加わると、末節骨に着く伸筋腱が断裂するか、末節骨が伸筋腱に引っ張られ裂離骨折を生じます。このため、指を伸ばす力が伝えられない状態になるために、指の先の関節が曲がったままで伸びなくなってしまいます。
この指の変形が、木槌の先の形に似ていることからマレットフィンガーと呼ばれます。
エックス線検査により、骨折の有無を確認することが非常に重要です。

■なぜ起こるのか

指先にボールが当たるなど、俗に言う「突き指」でこの外傷はおこります。

■どうしたら治るのか

裂離骨折の場合は、原則的には手術が必要です。金属のピンで固定し、その後、6~12週間装具で固定します。手術により整復された骨折が癒合すれば形態、機能ともに非常に良くなります。
骨折を伴わないマレットフィンガーの場合は、指先の関節を伸ばした状態で6~12週間装具固定します。長期間の固定にもかかわらず、変形や機能障害が残ることがあります。