アキレス腱の痛み:アキレス腱炎

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アキレス腱炎(あきれすけんえん)

akiresu

アキレス腱とはふくらはぎの筋肉と踵骨(かかとの骨)を結ぶ腱組織のことです。
アキレス腱につながる筋肉の主な作用としては、足関節を下方向に蹴りだす動きを生じさせます。したがって、ランニングやジャンプの蹴りだし、爪先立ちなどの時に踵骨(かかとの骨)を持ち上げます。

「アキレス腱炎」とはランニングやジャンプ等の動作を繰り返すことによってアキレス腱に炎症が生じます。いわゆる、オーバーユース症候群の1つです。走 る、跳ぶといった動作時に痛みを感じ、アキレス腱を押した時にも痛みます。放っておくと、運動後にアキレス腱が腫れて動かすたび、パチパチと音が立つよう になり、症状が進んでくると歩行や階段昇降もできなくなります。子供は踵骨を押さえると痛がったりします。
オーバーユース症候群ということでスポーツ選手においてはトレーニング方法、頻度、強度に無理がなかったかをチェックする必要があります。また、内的要因としては慢性の足関節の不安定性も関与していることがあります。
動作時に痛みが生じている場合は局所を安静にすることが重要となります。治療は主にアキレス腱のストレッチ、練習後のアイシングを行います。 その他、個々人によっては足関節周囲の安定化訓練、テーピング、インソール作製なども必要となってくるでしょう。
症状が慢性化し、競技活動に支障をきたすような例には手術的治療を行う場合もあります。手術では肥厚したアキレス腱周囲組織を剥離します。