関節リウマチ

札幌スポーツクリニックは、スポーツ障害のみならず、全身の骨・関節・靱帯・筋肉そしてそれらのバランスや使い方の問題を改善し、治すことを得意としております。
よって、全身の関節に炎症が生じ痛んでくる関節リウマチの治療にも特化しています。

関節リウマチは1990年以降非常に有効な薬(免疫抑制剤、生物学的製剤など)の開発で不治の病から早期診断・早期治療により確実に関節障害を残さず治る病になってきました。
一般のリウマチ専門病院・クリニックならここまでの治療は可能です。
札幌スポーツクリニックがリウマチ治療として他の医療機関と一線を画すポイントは次の3点です。スライド1

1. 内科・整形外科の連携が密接にできる
例えば、繰り返す単関節炎のベースに関節リウマチがある方や
整形的な骨・関節・靱帯トラブルがリウマチの治療を難しくしているケースは
外科的内視鏡手術で改善します。

2. 関節リウマチの根本治療と個別治療
関節リウマチは多関節に滑膜炎が発症する病態ですが、原因は個人個人により異なります。あなたの免疫異常や炎症の根本原因を調べ、根本治療を目的に薬剤フリーを目指します。(一部、検査が保険外になることがあります)

3. リハビリによって関節・筋肉を和らげ、痛みをとる
長く痛みを我慢してきた方ほど痛みに敏感になる傾向があります。このようなケースでは自律神経のアンバランスを改善し、硬くなった関節や筋肉の循環を良くし、誤った関節の動かし方を治していくリハビリテーションが必要になります。リハビリテーションが充実している当クリニックではこういったケースにも十分対応が可能です。

当クリニックで劇的に改善した関節リウマチの患者さんのご紹介をします。

Aさんは40歳の時、子宮筋腫と卵巣嚢腫のため卵巣子宮の全摘出術を受けました。
それから3~4ヵ月経って、右膝の腫れや熱感、頭痛や耳鳴り、倦怠感に悩まされるようになりました。
以前はのめていたお薬ものむと発疹や痒みが出るようになり、膝の腫れは食べるものによって良くなったり悪くなったりする感じもするとのこと。体重もどんどん減り、食べても太れなくなりました。
色々な整形外科を受診し治療を受けましたが、右膝はいっこうに良くなりません。それどころか、かばって歩いている左膝の調子も悪くなってきました。

2012年10月に当クリニックを受診されたときの血液データと関節エコーの写真です。右手首と右膝に激しい滑膜炎を認め、膝は30ml以上も水が溜まっていました。スライド9
スライド10 スライド11右膝MRIと関節エコー、血液検査によって
① 関節リウマチ
② 右膝半月板損傷    と診断されました。

 

スライド12

経過図に示すようにメトトレキサートと生物学的製剤投与で炎症をとる強い治療を行いながら、右膝には関節鏡による半月板縫合術と滑膜切除、膝周囲の筋力を強化するリハビリテーションを行いました。

スライド5スライド6また、関節リウマチの環境要因 として腸管アレルギーが疑われたため、即時型フードアレルギーの検査を行いましたが全て陰性でした。しかし遅延型フードアレルギー(保険外検査)では、卵・乳製品・小麦・大豆を始め、一部のナッツ・果物・貝類などに陽性反応を認めました。スライド14スライド15
腸管のリーキーガット症候群を改善すべく、約6ヵ月の除去食の食事指導を行ったところ、アレルギー様の症状はほとんどなくなり、突然急激な炎症の改善を認め、右膝も水が溜まらなくなり、体重も初診時BMI18.3だったのが23.4と増加し始めました。不定愁訴(頭痛・耳鳴り・倦怠感)にも悩まされなくなりました。

現在は薬を減らし、生物学的製剤の投与期間も延長出来るまでになってきました。食欲を抑えるのが大変になったとすっかり明るく元気いっぱいの笑顔を見せて頂いています。