ぎっくり腰かも!?:腰椎捻挫

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腰椎捻挫(ようついねんざ)

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■どのような障害か

腰椎に無理な力が加わって椎間関節に捻挫を起こすことにより、急性腰痛が生じます。
腰痛を生じる腰の疾患に腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症などがありますが、ヘルニアや脊椎管狭窄症の症状である下肢の痛みやしびれ等の神経症状はともないません。
また、腰椎分離症(腰の疲労骨折)のように、骨を傷めることもありません。

■どうして起こるのか

腰椎捻挫は、「ぎっくり腰」とも呼ばれます。不自然な体勢で重いものを持ちあげる、急に起き上がる、腰をひねる等した瞬間に激痛が走り、動けなくなることもあります。
交通事故の外傷によって起こる場合もあり、腰を強打している場合には腰椎捻挫を疑います。後遺症となって腰痛が慢性化する場合もあるので、早期の治療が重要で、受傷後早期から十分な治療を受けられた場合は、より早く治りやすくなります。
腰椎を支える筋力が低下していたり、血行不良で筋肉が硬くなっていると腰椎捻挫を起こしやすくなります。

■どうしたら治るのか

保存療法が行われます。痛みに対しては、消炎鎮痛剤を使用します。安静時は、横になって軽く足を曲げたり、膝を立てるようにして、楽な姿勢をとってください。
指圧やマッサージは、炎症している部分を刺激することになるので、かえって症状を悪化させてしまいます。まずは冷やし、数日して痛みが引いてきたら、今度は温湿布などで温めます。温めると、血行がよくなることで回復が早まります。通常は1週間くらいで痛みが和らぎます。
予防としては、物を急に持ち上げない、腰を急にひねらない、急に前かがみにならないこと等があります。ストレッチや準備運動なしで激しい運動を繰り返した り、無理な姿勢で作業を長期間繰り返し行ったりすると、筋肉や神経が傷ついて血行が悪くなります。 硬くなった筋肉を柔軟にするため、腰痛体操等をして身 体を整えていくことが重要です。