足の裏の痛み:足底筋膜炎

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足底筋膜炎(そくていきんまくえん)

■どのような障害か

足底筋膜炎はランニング障害のひとつであり、足底筋膜の踵骨付着部(足の裏の内側のかかとの骨に近い部分)に痛みが生じます。
走っているときや練習後、ときには翌日にジンジンと痛むことがあります。
その部分を押したり、足の指を強くそらしても痛みがあります。また、じっとしていた後、特に朝起きて足に体重をかけたときに、かなりの痛みを感じることがあります。
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■どうして起こるのか

走ることの多い陸上競技やラグビーなどの球技で、足の裏の筋肉や腱を使いすぎて炎症を起こします。また、長時間の立ち仕事や、肥満による足への負担の増大、さらには加齢に伴い運動量が減少し筋力が低下していることも要因として考えられます。
足底筋膜炎は、もともとの足の形状が影響しているケースがほとんどです。扁平足、逆に土踏まずがしっかりしすぎているハイアーチ、後ろから見ると足が太も もからふくらはぎを結ぶ線より外に傾いている外反足、反対に内側に傾いている内反足などがあると、足の筋肉や腱に負担がかかります。
また、ふくらはぎの筋肉の疲労による柔軟性低下も、足底筋膜へのストレスを増大させる要因として考えられます。

■どうしたら治るのか

使いすぎによるランニング障害の1つであることを念頭において治療をすすめます。
練習で走る量を減らし、ストレッチをすることが大切です。練習の前後に、足の裏とふくらはぎの筋肉のストレッチを欠かさないようにしましょう。痛みが強い場合、2~3週間は走るのをやめ、ストレッチや足関節周囲の筋力強化を行います。
足の形に異常があれば、医師と相談して靴に工夫をします。
扁平足なら足底挿板でアーチを作り、外反足なら足の外縁が上がった中敷(ヒールウェッジ)を使います。
また、靴底が減っていないか、フォームが悪くて足に負担がかかっていないかをチェックすることが必要です。